附属小での教育実習を経て
私は7年前に附属小で教育実習をしました。
久しぶりに当時の実習日誌を見たところ、附属小での教育実習で「教師は授業で勝負」「子供と正面から向き合う」「教師の魅力」という3つの学びを得たことが記されていました。
・・・
当時は、一つの授業をするためにたくさんの時間を掛け、試行錯誤しました。それでも授業はうまくいかなくて、悔しい思いをしました。しかし、その経験があったからこそ、教材研究の奥深さや子供に授業をするやりがいを実感できたのだと思います。
また、宮教大が目指している「生涯にわたって自ら学び続ける教員(イノベーティブ・ティーチャー)」であることの大切さは、常に一生懸命に子供と関わり、自分の授業に磨きを掛けようという向上心を持つ附属小の先生方の姿から感じることができました。教員になって5年が経過した今でも、このときに感じたことは私の原点になっています。
今後も教員になりたいと胸を膨らませる教育実習生をたくさん育てていってほしいと思います。
【2024.03】
宮城県大崎市古川出身。宮城教育大学3年次に附属小学校で2週間の教育実習に臨んだ。卒業後、宮城県で小学校教員に採用され、蔵王町の小学校に赴任し3年間勤務。現在は加美町の小学校に勤めている。